キャンプの代替イベントとして初めての試み
民団愛知県本部(河隆實団長)の「オリニ夏まつり」が8月27日、愛知韓国人会館で行われ、0歳から高校生までのオリニ110名と保護者合わせて200名が参加しました。
恒例となっている「オリニキャンプ」は新型コロナの影響で2020年から中止、民団にとって最も重要な次世代育成事業を継続させようと、新たに企画したのが夜祭りをイメージしたこの「オリニ夏まつり」です。
開催に至っては、感染防止に充分留意し、体温測定、アルコール消毒、マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保など対策を万全にした上で行いました。
夜祭りを再現、飲食屋台も好評
今回のコンセプトは「夜祭り」、薄暗くした会場に赤ちょうちんを飾り付け、プロジェクターで花火を映し出す演出で参加者を出迎えました。合間には盆踊りの曲と映像を流し、子供たちはもちろん、大人も子供の頃を思い出して楽しみました。
ゲームブースにはお菓子を釣り竿で獲得する「釣りゲーム」、ひもを引いてみないと何が当たるかわからない「千本くじ」をはじめ、定番の射的やスーパーボールすくいなどを設けました。
屋台ブースでは、これも定番のポップコーン、わたあめ、かき氷に加え、懐かしい味の「たません」、また韓国の味にも親しんでもらおうとヤンニョムチキンも提供しました。
また、浴衣を着て会場を盛り上げてくれたオリニには、もれなく花火をプレゼントしました。
「全ては子供たちの笑顔のために!」
民団愛知は今年度、スローガンとして「チームAichi~心をひとつに、すべては団員のために~」を掲げ、活動しておりますが、今回の行事については「全ては子供たちの笑顔のために!」を目標に掲げ、総勢40名のスタッフが子供たちをおもてなし、まさにチームAichiとして心をひとつに開催しました。
民団愛知では今年度から特に次世代育成に注力していく方針で、冬には「オリニクリスマスパーティー」を開催予定、また40代・50代のワークショップなども企画検討段階です。