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<川崎市民集会>ヘイト根絶へ条例を…超党派議員が呼びかけ
参加者270人でいっぱいとなった会場(市労連会館)
 【神奈川】2013年5月から昨年6月まで13回ものヘイトデモが繰り返された川崎市で「人種差別撤廃条例」の制定を求める市民集会が開催された。集会には国会議員、県議、市議15人が政党・党派を超えて参席。市民と「オール川崎」でヘイトスピーチ(憎悪扇動表現)の根絶をめざしていくことを誓った。

 元自民党参院議員で神奈川県日韓親善協会連合会会長兼川崎市日韓協会長の斎藤文夫氏は、「多文化共生の時代にヘイトスピーチは時代錯誤であり、日本の恥だ。根絶のために市長や関係者に善処を求めていく」と述べた。講演に立ったジャーナリストの安田浩一さんは「川崎の地で歴史を積み重ねてきた保守のすごみを感じた」と感想を語った。

 自民党国際局長の田中和徳氏は「法律ができてヘイトスピーチはいけないと明確になった。自治体で条例をつくるなどして解決していくのは私たちの使命」と強調。各市議からも「運動に勇気をもらった。日本初となる差別撤廃条例の制定へ働いていく」、「市議会の意志として超党派で取り組む」といった決意表明が続いた。

 ネットでヘイトの標的となり被害対策を訴えてきた崔江以子さんは、川崎市がヘイトスピーチを未然に防ぐガイドラインの策定に動き出したことを歓迎。さらに「人種差別撤廃」のための包括的な基本条例も制定してほしいと訴えた。

 集会は「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」の結成1周年を記念しての開催。会場は270人であふれかえった。民団神奈川本部からは金利中団長が参加した。

(2017.2.8 民団新聞)
 
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