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盧武鉉大統領への文書…民団中央が提出
青瓦台に盧武鉉大統領=左端=を表敬訪問した河丙団長=右端=ら民団役員
 河丙団長をはじめ中央役員らが11日、青瓦台に盧武鉉大統領を表敬訪問し、次の文書を提出した。

     ◇     

 盧武鉉大統領閣下

 平素韓国の民主主義と経済発展、そして韓半島の平和統一と繁栄のために努力されていることに対し、深い敬意を表します。また、在日100万同胞の権益増進のために常に深い関心と配慮を賜り大変感謝いたします。

 とりわけ在日永住韓国人に対する地方参政権問題と関連して、昨年の韓国内永住外国人に対する地方選挙権付与と本年2月の日本国会に対する韓国国会の促求決議は我々を非常に勇気づけました。心より感謝申し上げます。

 これからも我々の地方参政権獲得運動に理解をいただくとともに、さらなるご支援、ご協力をお願い申し上げます。

 盧大統領閣下もよくご存知のとおり、在日同胞は他の海外同胞とは歴史的経緯が異なります。日本帝国主義の過酷な植民地支配により、みずからの意思ではなく、徴兵、徴用、炭鉱労働などにより強制的に連れてこられた者が大部分であり、解放後も祖国の政治状況のなかで帰国できず、そのまま日本に残った者とその子孫であります。

 在日同胞は日本政府の差別政策と社会的蔑視の中でつらい生活を余儀なくされながらも、民族的自負心を持ちながらたくましく生きてきました。特に我々民団は一大国家行事と祖国が困難な時に、率先垂範して愛国愛族精神を発揮してきました。

 中でも、1970年大阪万国博覧会韓国舘開設広報、1988年ソウルオリンピックと2002年ワールドカップ韓日共同開催成功のために在日同胞一丸となって推進いたしました。1998年のIMF危機の際には、祖国を救援するため巨額の外貨送金運動を繰り広げました。

 このように、常に祖国と民族の発展のため貢献してきたということに対して我々は大きな誇りと自負心を持っています。

 我々民団はこれまで在日同胞の権益擁護のために多くの事業を展開してきましたが、時代の急激な変化についていくことができず、権威主義、官僚主義、形式主義に流れ、組織が沈滞状況に陥ったことも事実であります。

 このたび新たに誕生した中央執行部は、創団60周年を契機として過去の旧態依然とした悪弊を根本的になくし、改革された新しい民団として再生することを内外に宣布し新たに出帆することになりました。これからは過去の民団と完全に違う姿を具体的な行動で一つひとつお見せしますので、盧大統領も見守ってくださるようお願いいたします。

 改革民団はなによりも冷戦時代の思考方式を捨て、これまで対立してきた朝鮮総連をはじめとする意見と理念を異にするあらゆる団体と和解、対話による和合を実現し、一つの在日同胞共同体を建設することにまい進いたします。祖国における南北韓の和解と協力、交流の進展を模範とし、我々民団が中心となり在日同胞の統一モデルを構築し、祖国の平和統一、繁栄政策に積極的に賛同することを固く誓うものであります。

 現在、韓日間においては歴史歪曲教科書問題、靖国神社参拝問題、独島問題など深刻な懸案が横たわっております。我々は盧大統領が過去の歴史を正し、両国民が望む真の韓日関係定立のため、断固たる民族精気をもって対応されていることを絶対的に支持いたします。そのような確固たる大統領の姿勢は、日本に住む同胞にも大きな勇気を与えています。

 在日同胞は、誰よりも韓日関係の改善を望んでおります。我々民団は過去にも韓日の親善、友好関係のため架け橋的役割を担ってきましたが、これからも韓日両政府間の摩擦を少しでも緩和し、良い関係になるために民間外交を一層強化するものであります。

 最後に、これまで韓国政府が毎年民団事業に多くの補助金を送っていただき、改めて感謝申し上げます。

 これからも我々民団は過去とは違う改革民団として在日同胞全体の明るい未来を保障する信頼にたる民族団体として発展し、さらに先進祖国のために次世代の有能な民族人材養成、教育事業と伝統文化の継承発展事業を重点的に推進いたしますので、政府支援金問題に対する格別な配慮と指導をしていただくようお願い申し上げます。

 大統領閣下の健康と国家発展事業に大きな成果がありますことを祈願いたします。

 2006年4月11日

 在日本大韓民国民団中央本部

団長 河丙

(2006.4.26 民団新聞)
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