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K‐POPから転身パク・ジュニョンさん…演歌デビュー5周年ツアーでファン魅了
 K‐POP歌手から演歌歌手に転身したパク・ジュニョンさん(35)は、昨年デビュー5周年を迎えた。同年7月、大阪からスタートした「5周年記念全国コンサートツアー」は、31日に浅草公会堂(東京・台東区)でファイナルを迎える。2010年、演歌歌手の山本譲二さんに見いだされ、12年3月にシングル「愛・ケセラセラ」(キングレコード)で日本デビューした。常に心がけてきたのは、「感謝する」「約束は守る」「恩返しをする」の気持ち。情感あふれる歌声と温かい人柄でファンを魅了している。

「日本で歌手に」強く望み
山本譲二さんに見いだされ


 ジュニョンさんはこれまでにシングル、アルバム、ミニアルバム合わせて14枚をリリースした。昨年、5枚目のシングル「河口湖」でキングレコードゴールド賞受賞、同年7月にリリースした7枚目シングル「涙の流星」は、翌月7日付オリコン演歌歌謡チャート初登場で1位を獲得した。

 現在、コンサート、イベント、舞踊家で歌手の花園直道さんとのコラボレーション舞台など多彩な活動を展開している。 釜山生まれ。歌手になろうと思ったのは中学生の時。友だちから「歌が上手だね」と言われたのがきっかけだ。大学時代、歌謡祭やカラオケ大会に参加していた時にスカウトされ、歌手に専念するため大学を退学してソウルへ行った。

 02年にダンスグループ「エイジェックス」のメンバーとしてデビュー。その後、4人組ボーカルグループ「ザ・ストーリー」に加入し、メインボーカルとして活動していたが、兵役のためにグループは解散した。

 当時、ソウルに住んでいた日本人の友人の叔母さんを観光案内した縁で、叔母さんの住む兵庫県赤穂市を訪ねる。初めての日本はイメージしていた国とは違った。「出会った日本の皆さんが優しくて、それから日本が好きになりました」。地元の人たちとも交流してきたジュニョンさんは滞在中、叔母さんから「日本で歌手になるなら応援するけど、覚悟がないとできないよ」と言われた。

 「やってみたいです」と叔母さんと約束。帰国後、「ザ・ストーリー供廚鮑瞳訐後、姫路でインディーズ活動も展開する。日本での活動を望み、方向性などの違いからグループは解散した。

 姫路での活動中、山本譲二さんの親友がジュニョンさんの資料を送ってくれた。写真を見た山本さんは「この子に演歌を歌わせたら面白いんじゃないか」「スターにはスターが分かるんだ」と話したという。

 10年に山本さんと初対面した時、日本語は話せなかったが「オーラを感じました。この方なら信じて全てを賭けてもいいと思いました」。山本さんがジュニョンさんを日本に呼び寄せたは11年3月1日。その10日後に東日本大震災が発生した。その時、外食中だったジュニョンさんは死の恐怖を味わった。山本さんは「何があるが分からないから」と1年間、帰国するよう促した。

 「帰りません。僕はそんな気持ちで来たんじゃないです」と片言の日本語で即答した。それは決めたことは守るという意思表示だった。逆に「僕に何かできることはないですか」と聞き返した。その足で向かったのは姫路だ。これまで応援してくれたファンたちと募金活動を展開した。
日本語上達で表現力アップ

 来日後、1年をかけて独学で習得した日本語は、ファンから「在日でしょ?」と言われるほど流暢だ。「日本語が上手になっていくと共に歌詞の理解力とか表現力が良くなっていくというのもあるので、もっと皆さんに向けて歌詞を届けたいという思いが強くなっています」

 12年3月、山本さんの弟子としてデビュー。「アボジ」と慕う山本さんについて「今までいろいろな経験をしてきた大先輩の一言は重みがあって、僕のような若手歌手には力になります」と語る。

 5周年は節目の年だと思って新たに気持ちを引きしめていきたいと話す。「ここまで来られたのも人の絆や応援があったからです。歌には人と人をつなげる力があると思うので、それを大事にして頑張っていきたい」

■□

 「パク・ジュニョン バースデーライブ」 3月7日。愛知芸術劇場・小ホール(名古屋市東区)。開演14時。アリーナ席7000円。スタンド席6500円。席は抽選となり、完売次第受付終了。問い合わせはジョージ・プロモーション(03・5423・5444)平日11〜18時。

 「花園直道×パク・ジュニョン〜日韓夢のコラボレーション」 4月28日。ウインクあいち(名古屋市中村区)開演13時30分。入場料S席6000円、A席4500円。問い合わせはプランニング・シーン(0584・81・3285)平日10〜17時。

(2018.1.31 民団新聞)
 
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