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偏見と蔑視に抗って…高麗博物館が「在日の戦後」企画展
趙良葉さんの取材を担当した大場小夜子さん
 韓日交流史をテーマとする高麗博物館(東京・新宿区大久保)で企画展「在日韓国・朝鮮人の戦後」が始まった。厳しい偏見と蔑視に負けず、今日まで精一杯生きてきた6人の足取りを計17枚のパネルにまとめた。

 石梨香さん(84)は「国籍をめぐる私の生き方」がテーマ。1959年、在日朝鮮人の活動家と結婚した。

 75年、法務局に日本籍から朝鮮籍への国籍変更を届けたが、担当職員は「婚姻届の提出から6カ月以内に限る」として難色を示した。しかし、石さんは動じない。「分かりました。現在の夫と離婚し、すぐ同じ人と再婚して届けます」。職員は困ったという顔でしばしその場を離れた。戻ると「真っ青な顔をして書類を作り、受理した」。

 当時、「日本人が朝鮮人となるのは大変なこと」だった。85年には家庭を顧みない夫と離婚し、仕事の関係で02年に韓国籍を取得した。

 川崎市でヘイト根絶の先頭に立って活動する趙良葉さん(81)は37年、山口県で炭焼きに励む父を頼って生後6カ月で渡日。結婚を機に神奈川県に転居した。伝統に則った結婚式の様子や兄の葬儀の模様をパネル写真で紹介している。

 企画展を担当したのは日本人のボランティアスタッフ6人。それぞれが在日韓国・朝鮮人を1人選び、何回も聞き取り調査を重ねてきた。担当の大場小夜子さんは「日本人である私たちは在日の歴史を知らないし、知る努力もしてこなかった。70年以上が経過して在日の歴史がなくなっていく。その前に記録として残しておきたかった」と語った。

 7月1日まで(開館時間12〜17時、月・火曜日休館)。入場料400円。問い合わせは高麗博物館(03・5272・3510)。
(2018.04.11 民団新聞)
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