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<布帳馬車>「女性重視」はただの看板倒れ?

 東京都議会の本会議で、妊娠や出産に悩む女性への支援策を質問中の女性議員に「早く結婚したらいいじゃないか」「産めないのか」などとセクハラ・ヤジを飛ばした複数の男性議員の一人がそれを認め、謝罪したとの報道があった。

 この問題は日本はもちろん、海外メディアでも取り上げるほど大きな波紋を呼んだ。当初、この問題を知った女性たちは、既婚、未婚問わず、怒りが込み上げたに違いない。いや、呆れすぎてとがめる言葉が見つからないという方もいただろう。

 これまで男性政治家の女性蔑視発言は、数え切れないほどあった。だが今回は、女性重視の成長戦略を訴える安倍首相率いる自民党の中から、このような暴言が表出したことがより問題なのだ。

 口先では「女性の権利だ」「女性の地位向上だ」などの言葉を並べ立てながら、いざ女性が前面に出て正論を吐くと、日本的な男尊女卑、女性蔑視の考えを持つ男性政治家たちがいつも足を引っ張る。

 これは、従軍慰安婦問題についてむしろ被害女性を蔑視し、日本の責任を絶対に認めようとしない姿勢にも通じる。そもそも、元従軍慰安婦たちを売春婦呼ばわりする輩が絶えないのは、こうした風土があるからだろう。

 今回のヤジ騒動は、発言者が名乗り出ることで一旦は収まるかも知れない。だが、必ず再発する。自民党ばかりか野党にも、女性蔑視を男らしいと勘違いするマッチョぶりっ子議員は決して少なくないのだ。

 首相官邸のホームページにある「女性が輝く日本へ」というタイトルが何とも空々しい。

(A)

(2014.6.25 民団新聞)
 

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