掲載日 : [2019-05-11] 照会数 : 7450
日高のランドマークへ …高麗郷に「妻家房」オープン
【埼玉】韓国家庭料理と韓国食品販売の「妻家房 高麗川駅前店」が4月26日、韓半島からの渡来人ゆかりの高麗郷にオープンした。前日の祝賀会には日高市の谷ケ﨑照雄市長、高麗神社の高麗文康宮司、日高市商工会の猪俣利雄会長らがお祝いに駆け付けた。
JR高麗川駅の左手前。降車すると韓国の風情を備えた特徴のある門構えが目に入る。瓦と木材は韓国から持ち込んだ。店内には「キムチ博物館」も併設。観光案内所も兼ねており「遠足の聖地」として売り出し中の高麗の地の情報・文化発信基地を担う。
経営者の呉永錫さんは「この地に貢献していきたい」と開店の動機を述べた。呉さんは6年前、初めて日高市を訪れ「自分の故郷と同じ風景を見てびっくり」。運命的な出会いを感じ、毎年、韓国産の種を使った白菜を委託栽培している。
谷ケ﨑市長は「日高のランドマーク(目標となる特徴物)として発展することを祈る」と激励した。
(2019.05.10 民団新聞)