
企画展「やきもの名品紀行 ―中国・日本・朝鮮半島—」が、東京・根津美術館で開催中。
やきもの(陶磁器)は、土を練り、形を作り、焼き固めて生み出される。古来、食器や調理具、貯蔵具、装飾品などとして人々の生活と深く関わっていた中から、実用を超えた豊かな美が見出され、さらには鑑賞を目的とするものも誕生した。
同展では、2300件におよぶ館蔵のやきものの中から名品を選りすぐり、展示室1では中国、展示室2では日本、そして展示室5では「朝鮮半島のやきもの」を紹介している。3つの展示室を巡り、海を越え、時を越えた、やきもの探訪の旅を楽しめる展覧会だ。
「朝鮮半島のやきもの」では、優雅な高麗青磁や、力強い紛青、質朴な白磁など、陶工の自然な作陶から生まれた美しさが満ちあふれた作品を展示。
また「やきもの名品紀行」にあわせて、茶人に評価された「名物茶陶」も展示。戦国武将・柴田勝家が織田信長から拝領したと伝わる「青井戸茶碗 銘 柴田」(朝鮮時代)も展示。
同展は10月12日まで。入館料:一般1400円ほか(オンライン日時指定予約制)。☎03-3400-2536。https://www.nezu-muse.or.jp/