掲載日 : [18-07-18] 照会数 : 9055
【韓国】9月末~10月初めに独自技術の小型衛星を打ち上げ
[ 次世代小型衛星1号(写真提供=科学技術情報通信部) ]
韓国が独自技術で開発した「小型衛星1号」を今年9月末から10月初めに打ち上げる予定だ。
科学技術情報通信部は17日、韓国科学技術院が開発した小型衛星1号を9月30日から10月6日の間に打ち上げる予定だと明らかにした。打ち上げ日時は気象状況などを考慮して9月中に確定する。打ち上げ場所は米国カリフォルニアにあるヴァンデンバーグ(Vandenberg)空軍基地に決定し、ロケットはスペースX社のファルコン9に決まった。
小型衛星は宇宙の暴風と星の誕生の歴史研究を通じて、宇宙科学観測資料を確保する役割を果たす。107キロの低軌道小型衛星で寿命は2年だ。2012年から6年間で約324億ウォン(約32億5000万円)の政府予算が投じられている。
科学技術情報通信部のチェ・ウォンホ巨大公共研究政策官は「次世代小型衛星1号は、宇宙科学研究だけでなく宇宙技術自立化のための宇宙産業生態系づくりの礎石を固める重要な役割を果たすだろう」と期待した。
2018年07月18日 [ⓒ 中央日報日本語版]