
李在明大統領は15日、ソウル市内で行われた「第81周年光復節記念式典」で演説し、韓日関係について「ここ1年間、韓日両国は活発なシャトル外交を続け、信頼の基盤を築いてきた」としたうえで、「『近くて遠い隣国』ではなく、『近くて近い隣国』として、平和と繁栄の新たな60年を共に切り開いていくことを期待する」と強調した。
また「今後も実用的な国益外交を基盤として、共通の利益のため協力の幅を広げ、知恵を集め、共通の課題を共に解決していく」との考えを示した。これまでの成果を揺るぎなく継続していくためには、何よりも両国国民の間の「強固な信頼が必要」とも訴えた。
李大統領は「信頼とは相手の痛みを理解し、互いに共感する誠実さから生まれるもの」とし、「今日も過去の傷と痛みを抱えながら生きている被害者や遺族がいる」と話した。
両国関係の歴史には対立もあったが、1998年に当時の金大中大統領と小渕恵三首相による韓日共同宣言のように、過去を直視する勇気と誠実さを土台に、未来を切り開こうとした努力もあったと説明した。
その上で、「韓日協力がこれまで以上に重要となっている今、私たちが築いていく新たな韓日関係の光は、歴史の陰で今なお痛みに耐えている方々にとって、温かなぬくもりとなるものにしなければならない」と強調。「近くて近い隣国」として、平和と繁栄の新たな60年を共に切り開いていくことを期待すると述べた。