掲載日 : [18-09-18] 照会数 : 10731
<南北会談>文大統領、平壌に向けて出発
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が北朝鮮平壌(ピョンヤン)で開かれる第3回南北首脳会談に出席するためにソウルを出発した。両首脳は今年4・27首脳会談と5・26首脳会談に続き115日ぶりに再び顔を突き合わせる。
文大統領は特別な言葉は述べず、専用機に上がって軽く挨拶をした。そして先発隊を除く100人余りの訪朝団と共に18日午前8時47分、京畿道城南(キョンギド・ソンナム)のソウル空港を発った。訪朝団は西海(ソヘ、黄海)直航路を通じて午前10時に平壌の順安(スナンン)空港に到着する。
平壌に到着すると、北側が主催する公式歓迎行事が開かれる。この席に金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が登場するかどうか注目されている。
文大統領は昼食を終えて午後から金委員長と平壌での最初の首脳会談に臨む予定だ。南側最高指導者が平壌を訪問したのは、2000年金大中(キム・デジュン)元大統領、2007年盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領に続き3人目だ。
米朝間の非核化交渉が膠着状態に陥っている中で、文大統領の今回の訪朝で突破口を開くことができるかどうか注目が集まっている。文大統領は平壌首脳会談を終えて米国ニューヨークで開かれる国連総会に出席し、ドナルド・トランプ大統領に会う予定だ。
2018年09月18日 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]