掲載日 : [19-07-16] 照会数 : 15025
ヘイトスピーチ早期根絶へ尽力...川崎市日韓親善協会定期総会
[ 川崎市日韓親善協会第43回定期総会であいさつする斎藤文夫会長 ]
【神奈川】川崎市日韓親善協会の第43回定期総会が7月13日、川崎市川崎区内の焼肉レストランで、斎藤文夫会長、会長代行の田中和徳衆議院議員(自由民主党)、川崎市内選出の神奈川県議会議員、川崎市議会議員、朴容正民団川崎支部団長、金竜也民団南武支部団長をはじめ60余人が参加して開かれた。加藤順一川崎市副市長、関進川崎商工会議所副会頭、李順載民団神奈川県本部団長、金芝英駐横浜総領事館領事、木村三男湘南日韓親善協会会長らが来賓として挨拶、市民・民間レベルおよび自治体レベルでの日韓親善友好協力の重要性を強調した。
斎藤会長は「日本と韓国の関係が厳しい時にこそ草の根の交流・協力の増進が必要だ。両国間の懸け橋の役割を強化していこう」と呼びかけるとともに、「川崎市ではヘイトスピーチの根絶に向けて、罰則を盛り込んだ日本初の条例(仮称・川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例)が実現する見通しとなった。これには親善協会の役割も大きかった」と指摘した。
今年度活動方針として、①会員の日韓両国・社会に対する認識・理解を深めるための市民レベルの親善交流・協力の推進②ヘイトスピーチの早期根絶へ関係団体との協力強化③韓国に関する各種広報・出版物などの紹介・配布――を確認した。