掲載日 : [19-06-28] 照会数 : 14561
文大統領「揺るぎない韓日関係築く」 大阪で在日同胞と懇談会
[ 同胞懇談会であいさつする文大統領(聯合ニュース) ]
[ 呉龍浩民団大阪団長の歓迎のあいさつを聞く文大統領(手前中央)と金正淑夫人(聯合ニュース) ]
[ 出席者と乾杯する文大統領(左)(聯合ニュース) ]
[ 韓服を着た子どもから花束を受け取る文大統領と金正淑夫人(聯合ニュース) ]
主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席するため大阪を訪問している文在寅大統領は27日夜、大阪市内のホテルで開かれた在日同胞と懇談会で「どんな困難があっても揺らぐことのない韓日の友好協力関係を築くために努力する」と誓った。
文大統領は韓日の1500年におよぶ交流に言及した上で、「両国は隣人であり古くからの友人」と述べた。来年の東京五輪にも触れ、「五輪が成功するよう誠意を持って協力する」と語った。
青瓦台によると、大阪での同胞懇談会は2011年12月に当時の李明博大統領が開催して以来。
この日の懇談会には、在日本大韓民国民団や在日本韓国人連合会などの団体関係者をはじめ、6.25戦争参戦有功者、民主化運動関係者、福祉事業家のほか経済、文化芸術、専門職従事者など各界で活躍する約370人が出席した。
出席者には、民主化運動に参加して獄中生活を送った元死刑囚の李哲在日韓国良心囚同友会代表や、詩人の金時鐘氏、サッカーJ1、ガンバ大阪のFW黄義助選手、在日同胞が多く暮らすウトロ地区(京都府宇治市)の住民らも含まれている。
文大統領は、日本社会の重要な一員として定着し、韓日友好に寄与している同胞に謝意を表すると同時に、祖国に対する変わらぬ関心と声援を呼びかけた。
【聯合ニュース】