掲載日 : [18-07-05] 照会数 : 10699
韓国水産食品を使い創作料理 輸出促進へ商談会
[ 韓国水産食品の素材を最大限にいかした試食用の創作料理 ]
[ 料理を担当した趙善玉さん ]
アワビがフォカッチャ(平たいパン)や刺身風のカルバッチョに変身。
ムール貝はワイン蒸しで。
カニやエビの天然エキスはそうめんやおでんの出汁がおすすめ。
韓国政府が認証する水産食品のプレミアムブランド「K・FISH」の試食会を兼ねた日本輸出商談会(主催=韓国海洋水産部東京輸出支援センター、韓国水協中央会)が4日、東京・南池袋で開かれ、バイヤーの注目を集めた。
韓国国内から16の民間水産物企業が出品。
事前に素材の持ち味を最大限に生かすレシピを考案したのが料理研究家の趙善玉さん(日韓農水産食文化協会会長)だ。
趙さんは各社から寄せられたサンプルを見て「頭にひらめいた料理を考えた。特にパスタとカニみそ、そうめんとカニ醤油たれの相性の良さには自分でもびっくりした」と話していた。
昆布で養殖した煮アワビとアワビの煮つけを出品したC&Fの関係者は「アワビの寿司はあたりまえ。フォカッチャにはびっくりした」という。
DHシーフードは浜で採れる自然のアサリがメーンでヨーロッパが主な輸出先。日本市場開拓へ今回、初めてアサリを使った粉末茶を開発した。
オニサザエやひじきを使ったおにぎりは「バイヤーの反応がよかった」と喜んでいた。