掲載日 : [19-03-04] 照会数 : 14442
新会長に李裕海氏…学生会中央大会
[ 大会を終え新旧役員と会員らが新出発を期してファイティングポーズ ]
[ 「皆さんの協力があったから全うできた…」とあいさつする張在勛会長 ]
[ 李裕海新会長 ]
SNS活用し同胞学生の輪を拡大へ
学生会中央本部(張在勛会長)は2日、東京・港区の韓国中央会館で第41回定期中央大会を開き、新会長に李裕海氏(20・ホスピタリティツーリズム専門学校1年)、代表監査は余幸輝氏(慶應義塾大学2年)を選出した。
来賓として民団中央本部の鄭夢周副団長と青年会中央本部からは鄭昇栄会長が参席し、「学生会だからこそ失敗を恐れず何事にもチャレンジしてほしい。ここにいる会員ひとり一人が会を牽引していく心構えで頑張ってほしい」と呼びかけた。
活動報告では、特に学生会の2大全国連帯事業であるKSJ(学生ジャンボリー)と冬のKSJWについて、特にKSJWでは参加者が北海道や東北、九州など全国に広がり、ここ数年としては最多の参加者に増加したことが強調された。これは民団新聞などを通じた広報のほか、LINEでの告知のほか、インスタグラムやフェイスブックを使った呼びかけが効果的だったことから、新年度も強化していく。
この2大事業は今年も重点方針に掲げた。また、週1回の定例会を重ねつつ楽しいイベントも加え、新規参加者の掘り起こしのためにも月例イベントも充実させていく。また、韓国人留学生会に加え、韓国からの修学生との交流の機会も増やす。このほか、結成以来運用している規約に関しても多様化している同胞学生の現状や時代の変化に合わせて改正を議論していく。
学生会中央の女性会長は第26代の李民和さん、32代の高郁実さん以来、3人目となる。李会長は抱負で「私自身、同胞学生との広がりはまだまだでしたが、執行部の方や先輩たちのアドバイスを受けながら、多くの仲間たちと知り合えることができた。ひとりでも多くの同胞学生が集い、絆を深めあえる会作りに執行部全員で励みたい」と述べた。
このほかの役員は組織部長に黄莉奈氏(大東文化大学2年)、総務部長が鄭玲香氏(日本社会事業大学2年)、宣伝部長に邊里菜氏(東洋学園大学2年)、監査に高可奈氏(東京家政大学2年)。