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| 芝生広場で繰り広げられた「カンガンスルレ」 | | 平昌冬季五輪・パラリンピックのマスコット | カンガンスルレで一体感 平昌冬季五輪ブース開設
東京・日比谷公園で23〜24日に開かれた「韓日祝祭ハンマダン」(同実行委員会主催)はただ見るだけではなく、まつりに参加して一緒に交流を楽しんでもらおうというのがコンセプト。「韓日交流ステージ」では伝統遊戯の「カンガンスルレ」が初めて公式プログラム入り。常設ブースでは韓国訪問委員会が平昌冬季五輪広報ブースなどを運営して日本人の関心と期待を高めた。五輪・パラリンピックのマスコット「スホラン(白虎)」と「バンダビ(ツキノワグマ)」は子どもたちの人気を集めていた。
23日は濱崎道子さんがステージ上でまつりのスローガン「共に歩もう 心一つに」を韓国語と日本語で揮毫する大書パフォーマンスを繰り広げた。書き上がると大人も子どもも一緒になって加わり、「夢」「カムサハムニダ」「韓日友好」などと一人1筆ずつ書き込みを行って最終的に作品を完成させた。
夕方になるとステージと芝生広場で「カンガンスルレ」が同時に繰り広げられた。出演者、出展者、運営スタッフに一般の観衆も加わって手をつなぎ、「一緒になって踊ってください」と呼びかけた。
韓日祝祭ハンマダン協会(日韓交流祭り協会)の権鎔大事務局長は「ただ見せるのではなく、参加してもらう。交流が大事だ」と企画意図を語った。今年はまだ試行錯誤の段階だが、来年の10周年ではフィナーレを飾る予定だ。
24日の韓日交流ステージには「民団東京・大田支部チャンゴチーム」と「島根韓国民団伝統舞踊団」を初めて招いた。権事務局長は「民団支部のさらなる活性化につながれば」と期待を寄せていた。
常設ブースの韓国観光広報コーナーでは、韓国訪問委員会と韓国観光公社が、平昌冬季五輪を中心テーマに韓国人の親切文化を広報する「Kスマイルキャンペーン」を繰り広げた。ここではもれなく五輪公式記念品が当たる円盤ルーレットやオリジナルエコバッグづくり、エンブレムのタトゥー体験などが人気を集めた。
韓食販売コーナーでは本場の味を再現した料理が並んだ。趙善玉料理研究院(趙善玉院長)が用意したキムパは昼時に用意した400人分を完売。「おいしかったから家でつくりたい」という主婦も見られた。
ある若い日本人カップルは「来てみると楽しいので、現地にも行ってみたい」と話していた。
(2017.9.27 民団新聞) |
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