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韓半島旗で同時入場 第5回青森冬季アジア大会開幕(03.02.05) |
| 韓半島旗を持って同時入場を果たした南北選手団(1日) | 【青森】韓国、北韓の双方が参加した第5回冬季アジア大会は1日、青森市の青い森アリーナで29の国・地域が参加して開会式が行われ、8日間の競技がスタートした。韓国と北韓は、開会式前日の合意に基づき「韓半島旗」を先頭に「KOREA(コリア)」の名称で合同入場行進を果たした。
今大会には選手団1043人の過去最大の参加となった。青森県内の6つの町村で6競技51種目と3つの公開競技が行われる。
開会式は、郷土芸能の「えんぶり」で開幕。バングラデシュを先頭にアルファベット順の入場行進で韓国と北韓は「コリア」の名称で9番目に入場した。先頭は、白地に韓半島を青く染め抜いた1本の「韓半島旗」を持った韓国女子バイアスロンの金慈淵選手(24)と北韓スピードスケート役員のカン・ヒョンスさん(47)の2人。白に赤と青の国旗を思わせるデザインの韓国選手団と明るい茶色の北韓選手団あわせて約150人が胸に韓半島旗をつけて行進した。「コリア」のアナウンスに観客2600人も大きな声援で答えた。
北韓は選手26人のうちアイスホッケーの18人が練習のために開会式には参加できず、行進の大半が役員となった。
韓国と北韓の国際スポーツ大会での同時入場行進は、2000年のシドニー五輪、昨年の釜山アジア大会に続いて3度目。
(2003.02.05 民団新聞)
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