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| 全羅北道益山市に造成中の「FOOD POLIS」全景
| 益山市に複合団地
韓国政府が全羅北道益山市で造成中の食品産業育成のための研究開発と輸出中心の次世代食品複合団地「FOOD POLIS(韓国国家食品クラスター)」に在日同胞企業の参画を呼びかけている。
総面積は232万2932平方メートル。2014年から造成が始まった「FOOD POLIS」はいま、全体の83%が完成した。投資規模に合わせて企業の負担を軽減する様々なインセンティブが充実していることから人気を呼び、すでに韓国企業34社、外国人投資企業2社が進出を果たしている。分譲率は現在のところ40%。
同団地は韓国および海外の食品市場進出に最適な立地環境にある。群山港および群山空港までは所要時間40〜50分、セマングム港も50分。高速道路にもアクセスが便利で、国際競争力のある輸出拠点として最適だ。さらに、原料調達、研究開発、製品生産、流通・輸出までをワンストップで支援している。
団地内には企業支援のための食品機能性評価支援センター(効能評価など)、食品品質安全センター(味、香り、農薬検査など)、食品パッケージングセンター(材質物性、安全性分析など)と、試験生産を支援するパイロットプラント、ベンチャー企業、行政支援を担当する各種支援センターも整っている。
韓国国家食品クラスター支援センターでは25〜27日に東京ビッグサイトで行われる「第2回ウェルネスフードEXPO」にもブースを出展していて日本企業に同クラスターを精力的に広報している。同クラスターへの問い合わせは日本事務局・日韓ワールドセンター李氏(03・5148・7262、メールkhlee@kankoku.co.jp)
(2017.7.26 民団新聞) |
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