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■□ 三星電子 営業利益14兆700億ウォン…売上高は初の60兆ウォン台に
三星電子が7月27日発表した4〜6月期の連結決算(確報値)によると、本業の利潤を示す営業利益は前年同期比72・9%増の14兆700ウォンを記録した。四半期ベースで過去最高だった13年7〜9月期の10兆1600億ウォンを大きく上回った。
売上高は前年同期比19・7%増の61兆ウォンで、初めて60兆ウォン台に乗せた。半導体市場の好況を追い風に、営業利益、売上高、純利益がそろって過去最高となった。
事業別では、半導体部門の営業利益が全体の半分以上を占め、8兆300億ウォンで前期(1〜3月期)に計上した過去最高業績(6兆3100億ウォン)を更新した。業界では、三星電子が世界シェア1位を握るDRAM(読み書きが自由のメモリー)とNAND型フラッシュメモリーの価格上昇傾向が続いているため、下半期も同社が業績を伸ばすと見込んでいる。
他の部門別営業利益は、スマートフォン事業などを手掛けるIM(ITモバイル)部門が4兆600億ウォン、ディスプレー部門が1兆7100億ウォン、消費者家電部門が3200億ウォンとなった。
とくにIM部門では、韓国や海外で4月に発売したスマホ「ギャラクシーS8」シリーズが好評を博し、前期の1〜3月期(2兆700億ウォン)の2倍近い営業利益を計上した。
■□ SKハイニックス 営業利益3兆507億ウォン…メモリー半導体輸出好況
SKハイニックスは7月25日、今年4月から6月までに売上高6兆6923億ウォンと営業利益3兆507億ウォンを記録したと発表した。メモリー半導体の輸出好況に支えられ、今年の第2四半期に史上最高の実績を上げた。売上高と営業利益、当期純利益ともに過去最大規模となった。
営業利益の占める割合を示す営業利益率は実に46%に達した。100ウォンのものを売れば46ウォンを残す、製造史上で類例のない営業利益率となった。
純利益も2兆4685億ウォンと伸長。特に営業利益は前四半期(2兆4680億ウォン)よりも23・5%上昇し、前年同期比573・3%の増加を記録した。
売上高は前四半期(6兆2895億ウォン)よりも6・4%、前年同期比で69・8%も増加した。営業利益率は46%に達し、04年の最高記録(40%)をはるかに超えた。
利益が大幅に増えたことで同社の投資戦略も攻勢に変え、今年の投資額を大幅に増やすと発表した。
(2017.8.2 民団新聞) |
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