【埼玉】2008年11月から導入された有効期限10年のIC旅券(電子旅券)の大量更新期を迎え、民団埼玉本部(田 団長)は8日、同韓国会館で巡回領事業務を実施した。団員サービスの一環。高齢や仕事の関係で平日、東京の総領事館まで行くのが難しいという団員に喜ばれた。
取り扱いが始まる10時30分には控え室に約20人の順番待ちができた。都区内に勤務する柳昌英さん(30)は「仕事でなかなか休みがとれない。パスポートが切れる寸前だったので、土曜日に受付してもらえるのは助かる」と喜んでいた。手続きを終えると大急ぎで仕事場に戻った。
この日、手続きを終えたのは、民団側が想定していた40人を大きく上回る80人に上った。
(2017.4.12 民団新聞) |
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