美食女子グランプリで草家が金賞獲得…リキュール部門の2品 |
| リキュール・デ・マンゴとリキュール・デ・バナナの展示コーナーに立つ草家の李昌浩代表
| 「FOODEX JAPAN」の「美食女子グランプリ」のドリンク部門で、日本韓食振興協会のメンバーであり新米だけで製作するマッコリとして知られる、「草家」(李昌浩代表・東京都台東区蔵前)の「リキュール・デ・マンゴ」と「リキュール・デ・バナナ」の2品が金賞を受賞した。
同製品は「無着色料、無酸味料、無防腐剤」をモットーに本物の果汁を使用したリキュール。
李社長は「巷にあふれるリキュールのほんどは、着色料、酸味料、香料などで調合した人工果汁を使用しているが、当社の製品は果汁80%を使用しており、この濃度は世界一。果汁の濃さこそ本物の証しです」とこだわりを誇示している。
また、「マンゴーは炭酸水、トニックウォーター、レモン水などで、バナナはミルクで割るとさらに微笑みがあふれる味わいになります」とアレンジも勧めている。
「FOODEX美食女子グランプリ」は女性たちが買いたい、食べたいと思う食品・飲料を選ぶ食の一大イベント。昨年からカテゴリーを「ミール」「ドリンク」「スイーツ」「ママの愛」の4部門に拡大。食に精通する「美食女子」や女性バイヤーが審査員となり、消費者目線と売り手側の厳しい目で優れた商品を選ぶコンテストだ。
応募対象は日本国内で販売中の商品、もしくは同展示会会期中に実施予定の表彰式にて発表・公開展示することができる食品・飲料が条件で120社157製品がエントリーした。
審査の基準は1,味2,食べ(飲み)やすさ3,パッケージ・ビジュアル4,オリジナリティ5,売価・コストパフォーマンス6,ボリュームの適性7,口コミ・つぶやきの適性8,市場適性の8項目に及ぶ。
最新トレンドが発信される舞台であり、「美食女子グランプリ」はヒット商品誕生の契機にもなる。今回、ドリンク部門で金賞に選ばれた草家は1997年に農酒ジャパンとして日本法人を設立し、本場のマッコリを製造・販売してきた。2005年に社名を「草家」に改称。「FOODEX」には20年間連続で出展している。
李社長は「色々な天然果汁を試しながら数年かけて開発を重ねてきた自慢の商品。正直、何度も失敗を重ねたが、金賞に選ばれたことでその苦労が報われた思い」と喜んでいた。
(2018.3.7 民団新聞) |
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