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韓国ブランド120社出展…FOODEX JAPAN国際食品・飲料展2018 |
ご当地自慢、多彩に 加工品から魚介類、果物まで
アジア最大級の食品・飲料専門展示会の「FOODEX JAPAN 国際食品・飲料展2018」が6日、千葉県内の幕張メッセで開幕した。9日までの4日間開催される。
日本の各地を始め、世界83カ国・地域から過去最多となる3350社4000ブースが出展した。韓国パビリオンでは約120社が定番の各種キムチや塩辛をはじめ、海産物、農産物、畜産物などの食材や加工品を並べた。また、美容健康食品部門では各地の蜂蜜製品をはじめ、多彩な果実で作った韓国茶、ジャムなどが女性来場者の人気を呼んだ。
韓国農水産食品流通公社(aTセンター)が統括した韓国パビリオンは江原道、京畿道、慶尚北道、慶尚南道、全羅南道、済州道、大邱など地方自治体が選定したご当地自慢の飲食品が出展した。
飲料・酒類、高麗人参、生鮮食品、水産加工食品、麺類、調味料、スナックといった定番の韓食ブースが並んだほか、韓国料理の調理実演コーナーも設けられた。
自治体などが出展した果実も人気だった。ミカン、ナシ、ブドウ、キウイのほか、平昌五輪カーリング女子の「おやつタイム」でおなじみとなった韓国産ブランド苺も注目を集めていた。
真空パックのヒラメ、サバ、イカ、アワビなどの水産食品も目を引いた。特に養殖アワビを展示していた全羅南道・莞島郡の莞島物産営漁組合では徹底した衛生と品質管理をアピールした。担当者によると「莞島郡は自然環境が維持されているためアワビの育ちも良く、名産のコンブを餌としているので味も品質は最高」と自信をのぞかせていた。
一方、リキュール類ではマッコリ、焼酎のほか、フルーツの果汁を使ったリキュールが注目を浴びた。同展示会の目玉企画のひとつ、「フーデックス美食女子グランプリ」のドリンク部門で金賞に選ばれた株式会社「草家」の「リキュール・デ・マンゴ」と「リキュール・デ・バナナ」のブースで試飲した来場者は「甘すぎず、さっぱりして飲みやすい。女性に優しいお酒ですね」と好評だった。
(2018.3.7 民団新聞) |
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