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| 2007年11月7日、地方参政権要求決起大会で挨拶する鄭進団長 | 民団中央本部の第46、47代団長を歴任した鄭進常任顧問が宿患のため9月18日午後3時40分、死去した。享年80歳。通夜、葬儀は家族葬で済ませた。
故人は松本市出身の在日2世。本籍はソウル特別市鍾路区長沙洞104番地。日本大学経済学部卒業後、1973年民団長野県松本支部組織課長を皮切りに同支部副団長、事務部長を経て、79年から長野県本部の総務部長、副議長を歴任。96年から02年まで同本部団長を2期務めた。団長任期中に開かれた98年の長野冬季五輪では、韓国選手団後援実行委員会委員長として後援活動に尽力した。韓国国体では、99年仁川、03年全北、13年仁川大会で在日同胞選手団団長を務めた。
06年9月の第50回臨時中央大会で中央団長に当選し、2期務めた。09年5月には地方参政権を求める集会を銀座で開いた後、北韓の核に反対するするデモ行進を実施した。11年3月に起きた東日本大震災時には、被災地の在日同胞や日本人への救助活動の陣頭指揮に立った。
一方、88年から長野商銀理事長、会長を経てあすなろ信用組合会長も務めた。数々の同胞社会への功績が認められ13年10月5日、「世界韓人の日」に韓国政府から無窮花章を授与された。
(2017.9.27 民団新聞) |
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