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「はがき絵」でふれあい…関東大震災ミニ歴史資料館
ムグンファや鳳仙花を描く参加者たち
 関東大震災時(1923年9月1日)の同胞虐殺を後世に語り継ぐミニ歴史資料館「ほうせんかの家」(東京都墨田区八広)で月1回、「はがき絵」教室が開かれている。20日は近隣の住民7人が参加し、地元在住の画家、森田睦さんから手ほどきを受けた。

 題材としたのはムグンファ、鳳仙花のほか「敬老の日」の定番となっているリンドウ、にわとりの鶏冠を思い起こさせる色鮮やかなケイトウなど。鉛筆で下書きをしてから顔彩(絵の具)を塗る。

 最後は森田さんが色彩に手を加え、季節感に満ちた言葉を添えて詩情豊かなはがき絵に仕上げた。「絵手紙」のように筆をまっすぐ立ててといった決まりごとはない。

 参加者の小林由紀子さん(77)は「自由に描いてもダメと言われない。(作品に手を入れて)イキイキとさせてくれる」と喜ぶ。古川律子さん(72)はこの日が2回目の参加。「気軽に集まれる場があるのはすばらしい」と歓迎。「習いごとで続いたことはない」といいながらも楽しそう。

 「ほうせんかの家」は荒川河川敷で毎年9月、犠牲者を追悼している日本人市民グループが15年に開設した。隣接して「追悼碑」が建っていることからフィールドワークで訪れた市民の交流の場ともなっている。1日には独立記念館(韓国・天安市)が主催した「スタディツアー」に参加した韓国の大学生30人が訪れ、追悼碑に献花した。

 次回は9月21日14時から。問い合わせは西崎雅夫さん(090・6563・1923)。

(2017.7.26 民団新聞)
 
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