民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
各国の民族楽器駆使し

梁邦彦さんが新春ライブ



ハイセンスなサウンドで
1000人の聴衆を魅了した
梁邦彦さん(中央)のライブ

 ジャッキーチェン主演映画のサントラをはじめ、浜田省吾のツアーサポート、ドラマ「メロディ」のサントラなど、ハイセンスなサウンドでワールドワイドな活動を展開している在日二世のサウンドクリエーター、梁邦彦さん(40)のライブ=写真=が10日、東京港区の天王洲アイル「アートスフィア」で行われた。

 昨年6月から行ってきたシリーズライブの総まとめでもあり、2000年幕開けのファーストライブ。

 96年にファーストアルバム「THE GATE OF DREAMS」の発売を契機にソロ活動をスタート以来、これまでに3枚のアルバムを発表したほか、昨年11月には、韓国初ライブも行った。

 今回のライブコンサート「オンリー・ヘブン・ノウズ」は、内モンゴル、韓国、英国と、自分自身で旅し、直に感じた国々の音源や民族楽器の音色とオーケストラを融合させた壮大かつロマンティックな楽曲を披露し、約1000人の聴衆者を魅了した。

 ライブは梁さんのカヤグムの演奏で幕開け。ピアノ、アコーディオン、ハープ、キーボード、オルガンなどさまざまな楽器を手にしながら約2時間にわたってサウンドを繰り広げた。

 また、韓国の民俗楽器パーカッショングループ「プリ」の閔栄治さんと元一さんも特別出演。チャンゴ、ケンガリとあわせて梁さんもドラを持って、打楽器の合奏で新春ライブを盛り上げた。

 梁さんは「ソロ活動を始めて3年。韓国をはじめアジア各国を訪れ、音楽を通じて多くのすばらしい人々に出会うことができた。そんな彼らと育んできた音楽を聴かせたい」と述べた。

(2000.01.12 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ