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「地方参政権へ全力」

小沢氏が金大統領に表明



 韓国を訪問した小沢一郎自由党党首は12日午前、青瓦台で金大中大統領と会談、韓国側が在日韓国人らへの地方選挙権付与を要請していることを踏まえ、小沢氏は関連法案について「うまくいっていないが全力を尽くす」と早期成立に意欲を表明した。会談後、小沢氏は記者団に対し地方選挙権付与法案について、「自自公3党の連立合意でもある」と指摘し「確実に実行しなければならない」と述べた。

 天皇訪韓では「大統領は歓迎すると言っている。国民を代表する人の言葉だから素直に応じて良いのではないか。後は日本側が政治決断するだけの話だ」と、積極的に実現に動くべきだとの認識を示した。

 会談ではこのほか、小沢氏が最近の日本と北韓との対話に関連し、「日韓両国の間で、緊密な協力・連携を保ちながら、対応していくべきだ」と述べた。金大統領も「その通りだ。米国も加えた3国の緊密な連携の下に対話すべきだ」と答えた。

(2000.02.16 民団新聞)



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