民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー



◆父母と食事したら教師は懲戒

 教師が学父母から食事接待を受け、名簿が公開されたら懲戒を受けるようになる。

 全南・木浦市教育庁は14日、「父母らによるいわゆる"チマッパラム"を防止するため、教師が学校以外の場所で学父母と会い食事接待を受けたり、カラオケなどに出入りし、摘発された場合、「名簿を教育庁が発行する教育回報に公開する」と明らかにした。


◆「愛のコリーダ」が上映許可

 韓国映画『うそ』を2度にわたり年齢制限指定を保留した映像物等級委員会(日本の映倫に相当)が、日本でもそのわいせつ性が高いとして7年間上映が禁止されていた大島渚監督の『愛のコリーダ』(1976年)を「18歳以上は鑑賞可」と許可した。これにより同委員会の性描写に対する審議基準が曖昧ではないのか、との議論が起きている。

 金受容委員長は13日「審議の際、配給会社が最初から規定に抵触するシーンはすべて削除して提出した」と明らかにしている。審議には委員10人中9人が出席し過半数以上の賛成で許可を下した。


◆韓国人の人気1位はトンドン酒

 韓国人がこの30年間に最もたくさん飲んだお酒はトンドン酒。このほど、1967年から98年まで飲酒のランキングが発表された。

 韓国と言えば焼酎というイメージが強いが意外にも第1位はどぶろくだった。以下はベスト5。

 1位、トンドン酒(どぶろくの上澄み)で3007万630キロリットル、約300億本分。2位はビール(2492万1454キロリットル、約500億本分)。3位が焼酎。4位清酒。5位薬酒の順。


◆南北の歌手が共同CD制作

 南北の歌手と作曲家が共同で音楽CDを制作する企画が、韓国の放送局と北韓の対南事業窓口であるアジア太平洋平和委員会の間で推進されている。

 統一部の当局者が13日に明らかにしたもので、MBC(韓国文化放送)プロダクションが昨年から南北韓の作曲家で幅広い世代を対象にした歌を共同制作し、南北の歌手がそれぞれ歌う、CDとミュージック・ビデオを収録する企画をアジア太平洋平和委員会と協議中だという。MBCプロダクションは総額68億ドルの事業代金を北側に支払う。


◆国民の2人に1人が携帯電話

 韓国の携帯電話加入人口が2400万人を突破した。情報通信部が13日に発表したもので、今年1月末現在、国内5社の携帯電話の利用者数は2423万人で先月に比べ78万7000人増えた。

 シェア別では1位がSKテレコム(局番011)で1046万人と全体の43・2%を占め、次いで新世紀通信(局番017=13・5%)、韓国通信フリーテル(局番016)の18・1%、LGテレコム(局番019=13・4%)、ハンソルM.COM(局番018=11・8%)の順。


◆ソウルの看板を一斉整備

 ソウルの道に無秩序にかけられた広告物が大々的に整備される。ソウル市はワールドカップ開催の2002年まで、設置規定違反や美観を損なう大通り沿いの大形看板と広告物を大幅に整備する計画だと13日明らかにした。

 まず今年末まで各区ごとに選定した試験地域と試験建物を対象に優秀な整備デザインと事例を開発・普及した後、周辺地域の自主参加を誘導し拡大していく。

(2000.02.09 民団新聞)



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