民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
3/29開幕の光州ビエンナーレ

東京、大阪で記者発表



 3月29日から開催される2000年第3回光州ビエンナーレに先立ち、17日と18日、東京と大阪で記者発表が行われた。「人+間」を主題にした今回のビエンナーレでは、日本人が初めて展示の構想や作家を選ぶコミッショナー、キュレーター役を務めるほか、閉幕後の7月末からは美術展の一部が、新潟市と宇都宮市で公開されることも明らかにされた。

 17日の会見では、展示総監督を務める呉光洙・韓国国立現代美術館館長やコミッショナーの谷新・宇都宮美術館館長とキュレーターの針生一郎・岡山県立大学教授らが、「アジアのアイデンティティを打ち出す」と抱負を熱く語った。

 同ビエンナーレに初回から積極的に参与してきた在日韓国人文化芸術協会の河正雄会長は、人権をテーマに自身が集めた683点の作品を寄贈した光州市立美術館で特別展「在日の人権展―宋英玉とソウ良奎そして在日の作家たち」を開催する喜びを伝えた。

 また、期間中の4月19日から22日、「日韓ふれあい交流2000」が開かれる。詳細は近畿日本ツーリスト神田支店へ。電話は03(3293)1769。


■□
大阪会見には作家も

 18日の大阪の会見場には、「在日の人権展」に出品する郭徳俊、金石出、金愛子、姜慶子、金英淑さんら関西在住の作家が駆けつけ、懇談を繰り広げた。

(2000.02.23 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ