民団新聞 MINDAN
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◆ソウル市がベンチャー支援

 ソウル市がベンチャー企業の育成のために全面的な支援を行うことにした。

 ソウル市はまず、ベンチャー企業が集中しているテヘラン路とヤンジェ、ポイ地区をソフトウェア振興区域、あるいはベンチャー企業促進地区として指定、資金と税制優遇などを与える計画だ。また、九老など工場団地地域は製造分野のベンチャー企業を支援する「ベンチャー集積施設」として指定、研究所と大学が多いホンルン地域は情報・電子・機械部品開発のための、国内最初の部品中心団地として発展させるように促進する。


◆「資料韓国100年史展」開催

 各種芸術資料を通じて、韓国の近・現代史を振りかえる展示会が開かれる。ソウルにある湖巌美術館では2月17日から4月12日まで「資料で見る韓国近・現代100年史−国史展」が開かれる。

 文学・音楽・演劇・映画・舞踊など様々な芸術分野の関連資料7000点余りがお目見えする特別企画展。

 展示会では多様な芸術資料を壁に展示することを基本に、視聴覚資料も活用される。時代劇やドキュメンタリー、ニュースやドラマの場面と映画を時代別に編集して放映し、今流行の音楽も聞かせてくれる。展示期間中は韓国歌謡史をふりかえるコンサートも開かれる。


◆番付記者が書いた「大統領学」

 歴代大統領はどのような方式で権力を行使したのか。実際に、大統領の近くで観察した青瓦台秘書室長、または青瓦台に出入りする記者などの視点から見た「韓国の大統領と権力」(ナナム出版刊行)が咸成得・高麗大学教授によって発刊された。1999年に発刊された「大統領学」に続く第2弾。

 筆者は5人だが、編集長を除けば、すべて大統領を直接補佐、取材した番付記者たちで、主に大統領の人格を証言。側近にいる人だけが見られるそれぞれの大統領の長短が紹介されているのが特徴。


◆泣く子もだまる特別機動チーム

 ソウル警察庁特別機動チーム「ハリケーン」と「テジェベ」が、不法営業を行っている理髪店やホストバー、風俗店などを震え上がらせている。

 これら特別機動チームは、昨年7月にソウル警察庁特殊機動隊の優秀な隊員240人を選抜して発足。未成年者を雇って営業をしている不法風俗店などを取り締まるためだ。特に、この機動チームが風俗店に恐れられている理由は、取締の厳しさにある。

 機動チーム出動後10分以内に一帯の風俗店に到着。また一度取締を行ったところは、秘密通路などを把握して後日再び出動して不法営業を徹底取り締まっている。機動チームが発足されてからこれまでに484件の不法営業を摘発した。

(2000.02.23 民団新聞)



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