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来年1月から日本でも発売開始

現代自動車の人気車種



ヒョンデ・モーター・ジャパンの
開設レセプション

 2001年1月、韓国車が日本に上陸する―。今年1月7日に設立したヒョンデ・モーター・ジャパン(金鎭秀社長)は来年1月から三車種を日本市場で販売する計画を発表した。

 日本で販売されるのはSUVの「サンタフェ」(2400、2700CC)とミニバン「トラジェ」(2000、2700CC)、小型セダン「エラントラ」(1800、2000CC)の三車種。いずれも韓国で高い人気を集めている車種。

 「トラジェ」は7人乗りで、日本でも人気を呼んでいるミニバン市場に登場する。また力強いスタイリングのサンタフェも、高人気を維持している四駆市場に打って出る。小型セダンエラントラは、米国の高速道路交通安全局が実施した正面衝突テストで運転席五つ星、助手席四つ星の最高水準の安全性を示している。

 価格は未定だが、競合日本車と十分に対抗できる価格設定が検討されている。

7人乗りミニバンの「トラジュ」

 今年7月には東京と大阪に直営のショールームを開設し、PRしていく。また本年中に首都圏はじめ大阪、名古屋、福岡、広島、神戸、札幌など大都市を中心に四十店舗と全国規模のサービス網ネットワークを構築する計画だ。

 初年度は販売目標を五千台以上に設定、2005年には3万台を確立し、輸入車販売のトップグループを目指している。

 ヒョンデ自動車は1967年に創立し、74年には1世を風靡した自社生産モデル「ポニー」で大成功を納めた。その後も韓国自動車産業をリードし、現在までに総販売台数277万台、海外輸出197カ国で160万台を達成している。

 また世界初の4500CCV8直噴DOHCを開発し、「エクウス」に搭載するなど先進技術を誇っている。同エンジンは三菱の次期デボネアに搭載が予定されている。


4WD車の「サンタフェ」

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本社で設立記念式

 現代自動車の日本販売法人ヒョンデ・モーター・ジャパンの設立記念レセプションが2月24日、千葉県印西市の本社で開かれた。日本の自動車関係者はじめ金セキ圭駐日大使らも駆けつけ、設立を祝った。

 金鎭秀社長は、日本での販売を控えて「日本市場でヒョンデ自動車の存在感を強めていきたい」と挨拶した。また金大使も「世界で見られる韓国車を日本で」と激励の意を表した。


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2002W杯のサッカーボールとカタログ
読者30人にプレゼント

セダンタイプの「エラントラ」

 ヒョンデ・モーター・ジャパンは設立を記念して、2002年W杯の公式エンブレムを配したサッカーボールと同社のラインナップを網羅したカタログを希望者30人にプレゼントする。

 希望者は本紙の読者アンケートの各項目と、「韓国自動車にどのような印象を持っているか」を記入の上、民団新聞ヒョンデ係まで郵送あるいはFAX送付して下さい。Eメール(info3@mindan.org)でも受け付けます。希望者多数の場合は抽選となり、発表は発送をもって代えさせていただきます。

(2000.03.08 民団新聞)



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