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韓国観光ニュース



◆観光公社が低料金宿泊ガイドブック

 韓国観光公社は外来観光客の国内における「低料金宿泊施設ガイド」を発刊した。  英・日・中国語で製作された同ガイドには、低料金宿泊予約センターの紹介と全国15都市234カ所の優れた施設に関する詳細情報が収録されている。また地方自治体推薦の飲食店302カ所が付録として紹介されている。その他、全国およびソウルマップ、実用会話集、ソウルとプサンの地下鉄路線図なども収録されている。

 宿泊施設は、業者名、連絡先、料金、客室数、利用可能クレジットカード、アクセス地図などが掲載されている。また住所と略図にはハングルが記入されており、ガイドを携帯することで韓国人のサポートが受けられやすいように構成されている。

 今回収録されているのは2002年FIFAワールドカップ開催10都市(ソウル、釜山、大邱、仁川、光州、大田、蔚山、水原、全州、西帰浦)と主要観光地5地域(慶州、江陵、束草、公州、扶余)の業者で、地方自治体の推薦と観光公社の審査を通じて厳選された施設。

 ガイドは観光公社海外支店および国内観光案内所で入手できる。予約は直接またはインターネットの「低料金旅館宿泊予約センター」(http://www.konto.or.jp)を通じてできる。


◆金浦国際空港に伝統遺物展示館

 韓国空港公団は国立中央博物館と共同で金浦国際空港に韓国の伝統遺物と韓国有名作家の美術品を展示する空間をつくり、韓国を訪問する外国人観光客や空港利用者に韓国の伝統文化と芸術品が鑑賞できる機会を提供している。

 金浦国際空港の国際線第2庁舎3階に開館した伝統遺物展示館には、王冠、白磁、土器などの国宝級遺物の模造品35点を展示。随時展示品を交替して観覧客に韓国の伝統文化を鑑賞する幅広い機会を提供している。

 また国内線庁舎2階に開館した美術館には、韓国有名作家の影印本あるいは国展受賞作品、陶磁器などの優れた芸術品を展示している。

 今後、国際線第1庁舎3階にも小さな展示場を運営する計画だ。


◆鍾路タワー「トップクラウド」がオープン

 最近ソウル鍾路に完工された鍾路タワーは22階から33階の間を空洞化し、33階を鉄骨組みの3つの円筒形柱で支えている。建物の上部を雲のように見せる「トップクラウド」工法を適用した印象的な構造の建物で、ソウルの新しいランドマークになっている。特にライトアップした夜景が素晴らしい。

 33階には本格的なヌーベル・キュイジーヌが楽しめる専門レストラン「トップクラウド・グリル」とカクテルなど飲み物が楽しめる「トップクラウド・カフェ」がある。

 300席規模で、壁面はガラス張り。ガラス建築物特有のモダンでおしゃれな雰囲気で、ソウルの夜景の絶景が楽しめる。

 フランス料理とイタリア料理を基本に東洋的な味覚を調和させた多様な料理が美味だ。

 営業時間は午前10時30分(グリルは正午)から翌日の午前2時(グリルは22時)まで。18時20分から翌日の午前1時まではジャズのライブ公演がある。

 鍾路タワー地下1・2階には「ミレニアムプラザ」がある。

 年中無休で営業時間は午前11時から21時(食堂は22時)まで。

■問い合わせ=トップクラウド(電話ソウル2230―3000〜6)

■交通=ソウル地下鉄1号線・鍾閣駅下車、鍾路タワーに連結

このコーナーは韓国観光公社の「観光ニュース」がら抜粋しました。
問い合わせ=韓国観光公社東京支社(電話03-3580-3941)

(2000.03.15 民団新聞)



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