在日韓国人のため、これからもがんばって下さい―。先月末と今月初に紙面に掲載した読者アンケートの回答が封書やＦＡＸで数多く寄せられている。
最初に手前味噌のような一文を紹介したが、内容は叱咤激励さまざまである。真っ黒になるほど小さな字で目一杯書き込んであるアンケートを見ると、読者のみなさんの民団新聞に対する期待がずっしりと感じられる。編集部一同、感謝の気持ちで胸がいっぱいになっている。
72歳の男性が書いてくれた「内容が面白いので全部読んでいます」には感謝感激雨あられ状態におちいってしまった。また日本の教師からは、教育現場の情報を知りたければ協力します、という申し出もあった。
在日同胞からは、本名、従軍慰安婦、参政権、民族教育などの身近な問題についてもっと深く記事化して欲しいという要望が寄せられている。一方、日本の読者からは、在日韓国人自体や韓国の情報を掲載して欲しいという意見が多いようだ。
韓国、日本籍者ばかりでなく朝鮮籍や帰化同胞からも意見が寄せられている。いずれ集計して発表したいと思っているが、より多くの読者からの意見を募りたい。
中には「広告のような場所にアンケートを入れても、分からんじゃないか」とお叱りの電話もあった。
意見を寄せてくれた読者100人に粗品を進呈する計画なのだが、住所が書いてあっても氏名を書き忘れている人がままある。もし書き忘れて送られた方があれば、送り直してほしい。
アンケート用紙は2月23日と3月8日付けの２面下部に掲載したが、もし新聞が手元に残っていれば是非貴重な意見を送って欲しい。（Ｌ）
（2000.03.22 民団新聞）
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