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京都韓国学校が寄宿舎建設へ

募金活動展開へ



◆高野連加盟で全国から入学希望

 【京都】生徒数増加と学校活性化へ全寮制の寄宿舎建設を目指している京都韓国学園(京都市東山区、王清一理事長・李虎雄校長)は18日、同学園で第1回建設委員会を開き、総工費4000万円の予定で募金活動に乗り出すことを決めた。

 第1回建設委員会には民団京都府本部の李隆男副団長ら7人の委員と、李虎雄校長ら教職員関係者を含め11人が出席した。この日は建設会社3社からの見積もりを検討した結果、寄宿舎は3階建てとし、同校裏門の石段の隣地に4000万円の予算で建てることを決めた。建築面積は190平方メートル、延べ床面積は400平方メートル。竣工の際には、4人部屋と2人部屋合わせて30人程度の入居を想定している。

 同学園高等科硬式野球部は昨年の春、日本高校野球連盟に外国人学校として初めて加盟、7月にはあこがれの甲子園を目指して全国高校野球選手権京都大会でデビューを飾ったばかり。

 以来、全国から入学希望者が絶えず、4月からは10人の新1年生が入部を予定している。高野連加盟が現実のものとなって以来、全寮制の寄宿舎建設は同校の緊急の課題として浮上していた。

 次回の建設委員会は4月中旬の予定。

(2000.03.22 民団新聞)



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