民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
2年連続最優秀銀行に

総預金31兆の新韓銀行が総会



■□
在日同胞の理事を補選

 【ソウル】新韓銀行(李煕健会長)の第18期株主総会が27日、同行本店で開かれ、任期満了に伴う理事の改選では、金和男、都相龍、鄭進、洪采植の在日同胞四氏が新たに選ばれ、22人の理事が再選された。新理事長には、外部専門家の安是煥氏が選出されるとともに、李会長と羅應燦副会長、李仁鎬銀行長の再選が第1回理事会で決まった。

 2年連続で顧客満足度最優秀銀行に選ばれた同行は、在日同胞が100%出資して82年7月につくった銀行。事業報告では、総預金高が31兆3710億ウォン(前年比9・8%増)、総貸出高が17兆4017億ウォン(前年比20・4%増)で、総資産は48兆229億ウォン、店舗数は海外の8店舗を含め336となった。

 この日の総会には、24日の民団の定期中央大会で第43代中央団長に選出された金宰淑団長や洪性仁監察委員長、辛容祥前団長ら在日同胞300余人を含む500人余りの株主が出席した。

 李会長は「また最優秀銀行に選ばれたが、これからは世界に通用する一流銀行をめざす」とあいさつ。

 金団長は祝辞を通して「韓国国内の金融業界の指導者的存在に成長した」と、この間の同行の業績を高く評価した。さらに、同日夜に開かれた同行の在日同胞出資者で構成する「ファーストクラブ」のディナーの席上で「二・三世に引き継ぐためにも、私たち自身が新韓銀行を守っていかなければならない」と強調した。

 再選された理事は次の通り(敬称略)。李煕健、郭裕之、郭正昭、権東鉉、金相浩、金重根、金海経、金孝ジツ、羅應燦、朴炳憲、徐在植、徐漢圭、呉文弼、李相均、李勝載、李仁鎬、李鍾大、趙盛済、崔ヨンチュン(以上、在日同胞と代表理事)金秉柱、申載賢、鄭壮皓(以上、外部専門家)

(2000.03.29 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ