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変化球を中心にピンチを切り抜け 今季初勝利を飾った朴賛浩 |
朴賛浩投手(27・LAドジャース)がシーズン初登板で伊良部秀輝(30・モントリオール・エクスポズ)投手と投げあい、今期初勝利を挙げた。
朴投手は5日(日本時間)、カナダのモントリオール・オリンピックスタジアムで開かれたエクスポス戦で先発登板。6回までに6安打4失点だったが打線に助けられ初勝利を記録した。先発投手としておちついた97年以後、朴投手がシーズン初登板で勝利を収めたのは今回が初めて。
朴投手はこの日、最高球速96マイル(154・5キロ)を記録したが四死球を5つ記録するなど、本調子にはまだまだ。直球より、チェンジアップなど変化球を使いピンチを切り抜けた。「打線に援護されたので楽に投げることができた。伊良部投手を意識せず打者に集中した」と話した。
(2000.04.12 民団新聞)
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