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婦人会が中央委員会

文化教室など拡充へ



 婦人会中央本部(夫順末会長)の第十二回中央委員会が二十四日、東京・南麻布の韓国中央会館で開かれ、中央委員七十三人中、五十三人が出席して成立した。冒頭、あいさつに立った夫会長は「幹部研修会を通じて私たちの活動姿勢が大きく変わってきている。これからも活動の柱として研修会を位置づけていきたい」と述べた。

 特に、研修会の班別討論会席上、本名を呼び、名乗り合う必要性が提起されたのを受けて、「民族主体性と出自を明らかにする本名の表札を掲げましょう。まず私たち自身の姿勢から変えることが先だ」と強調した。

 総括報告、特別活動報告が読み上げられた後、活動方針案、予算案の審議に入り、それぞれ原案どおり承認された。このうち、恒例の本国産業視察では、全国三百二十支部の会長を優先的に参加させることになった。期間は八月三十日から九月二日まで三泊四日を予定、青瓦台礼訪、板門店見学などを予定している。

 また、各地方単位での教養講座や文化教室を拡大・充実していくことも確認しあった。

 この日の中央委員会には民団中央本部から金宰淑団長、洪性仁監察委員長らが出席した。金団長は「目前に迫った地方参政権獲得、商銀の銀行化問題などの懸案解決には婦人会の協力が欠かせない」と述べ、協力を要請した。

(2000.04.26 民団新聞)



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