民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー



◆駐車場・地下鉄・バス共通カード

 9月にソウル市営の駐車場をはじめ地下鉄、バスの乗車に使える共通プリペイドカードがお目見えする。

 ソウル市が4月23日に発表したもので、このカードは既存のバスカードのように先払い方式で、現在のバスカードは地下鉄とバスで共通利用ができるが、今回新たに市営駐車場も共通となった。


◆旧安企部が市民の憩いの空間に

 ソウル市の南山第1トンネル近くにある旧安全企画部の建物の塀が撤去され、その空間が市民の憩いの場に変身する。

 ソウル市は4月23日、公園緑地管理事業所と交通放送本部が入居している中区の旧安全企画部建物のコンクリート塀を撤去し、6月下旬まで緑が豊富な1335坪規模の市民憩いの空間を造成する」と発表した。

 市は塀が撤去された場所に南山の景観と調和するようにツツジ、山桜、竹など25種4463株の樹木を植え、駐車場の一部を芝生広場に造成する計画だ。


◆菜の花満開の済州で春の祭典

 菜の花が満開の済州で、日曜日の4月23日、観光客と道民らが春を満喫した。

 「済州菜の花フェスティバル」をはじめ、南済州郡一帯は「ワラビ狩り大会」、「子ども作文大会」、「新千年に希望するキジ飛ばし大会」、「観光客将棋大会」などのイベントに観光客と道民ら1万余人が楽しんだ。


◆ソウルの住宅建設が昨年比6倍増

 ソウル地域の住宅建設件数が昨年に比べ、6倍も急増する等、住宅建設景気が活気を帯びている。ソウル市住宅局は4月20日、「今年に入り3月末まで20世帯未満の小規模マンションと多所帯住宅、一戸建て住宅などに対する建築許可件数が5372件に達し、昨年同時期の729件に比べ6・4倍も増加した」と明らかにした。

 特に小規模マンションの場合、許可件数が4524世帯に達しており、786世帯だった昨年に比べて45倍も急増。多所帯住宅も昨年の125世帯から2450世帯と17倍も増加している。また、20世帯以上の中・大型マンションも昨年比17・5%の増加となった。


◆世界の花が一堂に

 世界の花が一堂に集まった「高陽花博覧会」が京畿道高揚市の湖水公園で4月26日に開幕した。同博覧会は光州ビエンナーレ、慶州文化エキスポと共に韓国観光公社が「2000年韓国国内3大行事」に選んだ博覧会。

 韓国をはじめ、40カ国244の企業が参加しているほか、ロシア、チリ、ナイジェリアなどの12カ国も初参加した。展示場は「世界館」「韓国館」「高陽館」「自生花館」「盆栽館」の5つのブロックに分かれ、フラワー先進国の新品種と国内産の野生花など多様に展示される。特に高さ2メートルを越える世界最大のランが韓国で初めてお目見えする。

 行事期間中は珍種の蝶の展示や水上映像ショーのほか海外の舞踊団公演なども企画されている。博覧会は5月7日まで行われる。

(2000.04.26 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ