民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
日本の祭で韓国も奮闘

W杯共催や韓国をアピール



「2002年W杯を成功させよう」
と呼びかけるフロート

■□
民団神奈川、横浜みなと祭に参加

 【神奈川】横浜港の開港を記念して毎年行われている3日の第48回横浜みなと祭「国際仮装行列」(横浜商工会議所など主催)に民団神奈川県本部(黄昌柱団長)が参加、今年も農楽隊と朝鮮通信使のパレードで祭りに彩りを添えた。

 民団は参加60団体の18番目に登場した。大型の大極旗をひるがえしながらあでやかなチマチョゴリで盛装した女性2人が、総勢50人で構成する国際色豊かな隊列を先導した。

 まず、農楽隊がチャンゴやケンガリ、プクを手に道路いっぱいに広がって派手なパフォーマンスを繰り広げ、この後を二台のみこしをかついだ朝鮮通信使一行が厳かに行進した。

 さらに、「2002年W杯を成功させよう」と呼びかけるフロートが続いた。車の上からは韓服で盛装した小学生女子児童20人が盛んに手を振り、韓日友好親善をアピールした。沿道を埋めた市民からはひときわ大きな拍手が贈られた。

 民団神奈川県本部のみなと祭り参加は今年で連続24回目。山下ふ頭を出発して県庁前を通り、伊勢佐木町を経由する4・四キロのコースを約1時間半かけて行進した。


■□
岡山「桃太郎まつり」にはミス富川が参加

 【岡山】岡山の春を告げる「2000年岡山桃太郎まつり」が4月15、16の両日、岡山市内で繰り広げられ、韓国・富川市韓日親善協会の李行渉会長、ミス富川の真・善・美の3人をはじめとする一行6人もパレードに参加した。

 一行は昨年9月、岡山市で実施された岡山市議会日韓議員連盟と富川市の韓日議員連盟の姉妹結縁本調印により、両市の交流を深める目的で参加した。前日の14日には、元惠榮富川市長、安益淳富川市議会議長ら代表団一行9人が来岡、萩原誠司岡山市長、山田勇岡山市議会副議長らを表敬訪問後、両市の今後の交流について文化、教育、観光、経済、産業など多分野について協議した。

 4月29、30の両日に韓国富川市で開かれた「第16回富川市桃の里祝祭」には、萩原同市長を訪問団の団長とする一行43人が訪韓した。

(2000.05.10 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ