民団新聞 MINDAN
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東京韓学の土曜学校

168人が入学し14期スタート



開講式に臨む東京韓学
土曜学校のオリニたち

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8年目、延べ900人が"卒業"

 東京韓国学校(金龍満校長)の2000年度前期「オリニ(子ども)土曜学校」が4月22日からスタートした。日本の学校に通う在日三・四世らに週5日制を活用し、毎週土曜日に韓国語や韓国文化などを学んでもらおうと、同校が7年前から実施しているもので、都内や首都圏に住む幼稚園から中学生まで、168人の在日同胞オリニが入学した。

 午後3時半から同校体育館で行われた入学式には、民団、公館関係者や同校PTA役員らが参加した。

 金校長は、「ようこそ韓国学校へ。みなさんが習うハングルは世界的にも優秀な文字として知られている。たくさんの友だちと一緒に仲良く楽しく学んでください」と歓迎のあいさつを述べた。

 駐日大使館の李忠浩教育官も「修了式にはみんなが元気にウリマルであいさつができるように」と激励した。


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ウリマルや民族ノリで3・4世の輪

 各クラス担任が紹介された後、オリニたちはA班二クラス(幼児・小一の初級と中級)、B班二クラス(小二〜4年の初級と中級)、C班(小五〜中学生)までの五クラスに分けられた。

 7月15日の修了式までの五カ月間、毎週土曜日に韓国語や韓国の文化などの学習のほか、民俗遊戯、ミニ運動会などが予定されている。

 同校の土曜学校は93年からスタート。今回が十四期目となり、これまで延べ900人の同胞オリニが修了している。


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東部地区でも開講

 東京本部が主管する東京コリアンアカデミーの「東部地区オリニ土曜学校」も15日、荒川区東日暮里の「生涯学習センター」(三河島駅前)で開講した。

 同本部管内九支部が主管となって昨年から実施しており、昨年10月に続き2期目。地元荒川や足立を中心に23人のオリニが入学した。

 夏季期間を除く来年3月までの毎週土曜、計30回にわたって、韓国語などの民族教育が行われる。

 オリニ土曜・週末学校はこのほか、各地方でも開講される予定だ。



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