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闘志あふれるプレーが続出した交流試合 |
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秋に御殿場で3たび対戦へ
民団と朝鮮総連のサッカーチームによる交流試合が9日、埼玉県の日興証券グラウンドで行われた。
民団側は在日大韓蹴球団の青年サッカーチーム「ムグンファ」とそのOB(40歳以上)の「ムグンファ・シニア」。
総連側は東京朝鮮高校のOBらを中心にした埼玉県在住の青年チーム「セナラ」と、同じく40歳以上で構成するシニアチーム「ムジゲ」。
「ムグンファ」は「サッカーを愛する在日同胞どうし。交流し、友情を深めていこう」と、今年4月にも足立区の総連チームと交流試合を行っており、今回はその第二弾。
台風一過の炎天下の下、闘志あふれるプレーが続出し、会場にかけつけた選手の家族から熱い拍手が送られた。
試合のほうは青年チームが7-0で民団側が、シニアチームも5-4で民団側が勝った。
試合後、選手らは室内パーティ会場に準備された七輪を囲んでホルモン焼きパーティを楽しんだ。
乾杯の音頭で総連側チームの代表、康ユンボさん(49)は「サッカーを通じて、熱い戦いのあとに深い友情が生まれる。本当にいい汗をかきました。今後もこのような交流を続けましょう」と呼びかけた。
民団側チームの代表、任達文さん(48)も「在日同胞どうしだし、サッカーを愛する人間として熱く燃えながら交流ができてうれしい」と目を細めていた。
両チームの交流は今後も定期的に続けていく予定で、9月に静岡県御殿場市でふたたび交流試合を行うことを約束した。
(2000.07.12 民団新聞)
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