【ソウル】日本の学校に通う在日同胞中・高校生に母国を体験してもらおうと7月26日にソウル入りした母国夏季学校の一行149人は翌27日の大学路に面した国際教育振興院での入校式を終え、韓国語や文化についての学習や名所・旧跡見物にと追われている。
27日にはソウル市内を見学した。初めてソウルを訪れる学生も多く、日本の大都会と変わらない姿にびっくりする姿も。また30日からは独立記念館、慶州の仏国寺、世界遺産に認定されている石窟庵などを巡る修学旅行を実施した。
母国を肌で体験した学生たちは「来て良かった」など感激した様子。また日頃同胞と接する機会が少ない地方の学生たちは、150人近い全国の同胞が一同に会したとあって、勇気づけられたようだった。すっかりうち解けて友達になる学生も多く、帰日してからの再会を約束する姿があちらこちらで見られた。
一行は4日に全日程を終えて帰日する。
（2000.08.02 民団新聞）
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