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ジャガイモ、ピーマン…今年も豊作

建国高校の農園



豊作のジャガイモに生徒たちも大喜び

 【兵庫】朝来郡の「建国農園―学校生ふれあい農園」で今年も新鮮なジャガイモやピーマンが育った。このほど建国高校の1年生が総出で収穫、生徒たちに配った。

 同農園は朝来町の町営。3年前、現地で同校の李鐘建教諭が高校1年生を対象にしたオリエンテーション合宿をしたのが縁で、このうちの一部を白頭学院が借りるようになった。広さは教室の二倍ほど。水やりなど日常の世話は農園のボランティア頼りだが、生徒は年間五、6回ほど出向いて鍬を手に苗を植え、収穫作業にあたっている。

 収穫できるのはジャガイモ、ピーマンのほかシシトウ、なすび、さつまいも、ネギ、大根、タマネギ、キャベツなど。まったくの無農薬のため虫がついていたりするが、大きく味もいいと評判。文化祭やバザーに出品したり、韓国文化コースの生徒たちがキムチづくりの材料に使っている。

 李教諭は農園活動を通して今後、朝来町と地域交流を図っていきたいと意欲を燃やしている。

(2000.08.02 民団新聞)



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