民団新聞 MINDAN
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天然芝で好プレー続出

オリニサッカー大会・大阪が優勝



熱戦が繰り広げられた
オリニサッカー大会

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炎天下に負けず、闘志満々
ちびっ子イレブン、ゴールめざし熱戦

 静岡県御殿場市の裾野サッカー場で全国の同胞ちびっ子イレブンたちが集まり、熱戦を繰り広げた。日本代表の合宿所としても名高い、天然芝のサッカー場でオリニたちは、父母やチーム関係者らの熱い声援を受けながらのびのびとプレー。2日間にわたる競技で真っ黒に日焼けしオリニたちは、夏休み最後の思い出として快い汗を流した。闘志あふれるプレーでサッカーを通じた友情と交流会などで同胞どうしの絆を深めたオリニらは、「また来年も会おう」と約束しあっていた。

 韓日共催の2002年ワールドカップのムードを高め、サッカーを通じた在日同胞児童どうしのふれあいの場を……と、全国オリニサッカー大会が8月27、28の両日、静岡県御殿場市の裾野サッカー場で行われた。

 民団中央本部と2002年W杯在日韓国人後援会が共催、在日本大韓蹴球協会が主管したもので、「大阪コリア」、「建国小」、「ムグンファ・ジュニア」、など東京、大阪、静岡などの代表6チームが参加し、2日間にわたって熱戦を繰り広げた。


全国から6チーム75人の同胞児童イレブンが集まった


 開会式には民団中央の鄭夢周副総長、体育会中央本部の鄭龍男専務理事、同関東本部の鄭利光会長、在日本大韓蹴球協会の宋一烈会長をはじめ、地元民団静岡本部の張清志副団長、金勇事務局長、東部支部の蔡元材副団長らもオリニたちの激励に駆けつけた。

 民団中央本部の金宰淑団長も「夏休み最後の思い出として元気にのびのびとプレーし、全国の仲間の輪を広げてください」とメッセージを寄せた。

「オリニサッカー大会」決勝戦では
力強い競り合いも見られた
各試合とも闘志あふれる
プレーが続出


 大会は初日に3チームずつブロック別に分かれ、予選リーグ戦を行い、2日目に順位決定戦を行った。

 快晴の天然芝グラウンドの下、ちびっ子イレブンたちはプロ顔負けの好プレーも飛び出し、会場に駆けつけた父母や関係者らから熱い拍手が寄せられた。

元日本代表の木村和司さんらによる
サッカー教室にオリニたちも大喜び
喜びたっぷりに優勝トロフィーを
高々と掲げる大阪
コリアチームのキャプテン


 大阪同士の対決となった決勝戦は「大阪コリア」が建国小学校を8−0で圧倒し、優勝を飾った。

 また、大会期間中、ゲームや交流会などを通じて、同じ同胞どうしの絆を深めたほか、元日本代表の木村和司さんや元Jリーガーらによるサッカー教室も行われ、オリニたちを喜ばせた。

スピード、テクニック、シュート力など、プロ顔負けのプレーを見せたオリニ


(2000.08.30 民団新聞)



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