民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
民団各地、敬老の集い相次ぐ



婦人会東京本部が主催した
恒例の長寿会で韓国民謡のリズムにあわせ
「オッケチュム」を楽しむハルモニたち

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大阪
35支部で開催、温泉招待も

 【大阪】大阪では府下36支部中、泉大津、生野東など14支部が支部会館などで敬老会を開き、残る21支部はお年寄りに記念品を配布した。

 参加者の中では民団草創期からの活動家も多く、各支部でも民団への貢献度を考慮して、誠意を込めた宴会を催した。

 泉大津支部は市民会館に、生野東支部も区内の小学校体育館を借りての開催となった。また港支部、福島支部は温泉に招待しての敬老会となった。


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岡山
土産のトック、松茸に大喜び

 【岡山】民団岡山県本部(金昌男団長)でも17日、市内の健康ランドに同胞お年より55人を招いて敬老会を開いた。

 ハラボジ、ハルモニらは温泉にゆっくりとつかった後、食事会を楽しんだ。コシヒカリとタオル、マツタケ、トックなど盛りだくさんの記念品にお年寄りらも大喜びだった。


民団京都・丹波支部では
温泉1泊を招待した

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婦人会東京
恒例の「長寿会」に120人

 ハラボジ、ハルモニお元気で―。婦人会東京本部(康仁順会長)の第5回長寿会が敬老の日を前にした14日、東京・麻布の民団中央会館で開かれ、管内の75歳以上の同胞お年寄り百余人と婦人会会員など合わせて120人が1日を楽しんだ。

 姜会長は「皆さん、今日は楽しいひとときを過ごしてください」と参加者の長寿を祝った。

 各界の来賓が見守る中、乾杯の音頭で料理に舌鼓を打った。韓国民謡が流れ出すと、いてもたってもいられないハルモニたちが立ち上がり、ノレにあわせてにぎやかに踊っていた。

 最高齢者の李徳栄ハラボジ(97・墨田区)と洪千ハルモニ(91・荒川)などに花束や東京商銀からの記念品などが手渡された。


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京都丹波支部
温泉に招待し敬老会

 【京都】民団京都・丹波支部(李海根支団長)は17日、70歳以上の団員20人を亀岡の湯ノ花温泉に招待、「永年功労者感謝の夕べ」と題して一泊の慰労会を実施した。同支部では婦人会支部が毎年、敬老会を開いているが、民団がお年寄りを招待して慰労するのは10年ぶりのこと。

 李支団長はお年寄りを前に「今日の民団の基礎をつくってくれた」とお礼のあいさつを述べ、他の役員とともにお年寄りの間を回り激励して歩いた。また、同支部主催のチャンゴ教室で学ぶオリニたちが「チャンゴの踊り」でお年寄りを喜ばせた。

 同支部によれば、今回の慰労会開催にあたっては、三世世代の団員から沢山の寄付が寄せられたという。

(2000.09.20 民団新聞)



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