民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
世界の同胞団体代表者が一堂に

来年3月に海外韓民族代表者会議



来年3月、東京で第6回代表者
会議を開催することを決めた
運営委・会長団会議

■□
「新1000年の雄飛」テーマに
南北和解への寄与なども

 海外韓民族代表者協議会(会長・金宰淑民団中央本部団長)の2000年度運営委員および会長団会議が15日、ソウル市内のホテルで開催され、世界の韓人会代表が一堂に会する「海外韓民族代表者会議」を来年3月、東京で開催することなどを決めた。

 設立14年目を迎えての会議には、世界16カ国の韓人会会長ら51人が出席し、来賓として在外同胞財団の金奉奎理事長らが同席した。

 金宰淑会長は挨拶の中で、「21世紀を目前にして、五百七十万海外同胞の連帯意識を一層高め、私たちが抱える当面の共通課業を具体的にいかに実践していくかを共に真摯に討議していこう」と述べた。

 会議では、「第6回海外韓民族代表者会議」を来年2001年3月14、15日の2日間、東京で開催することを決めた。

 また同大会のメインテーマを「新1000年海外韓民族雄飛の時代を開こう!」とし、副主題として(1)南北和解協力時代の海外同胞寄与方案(2)韓半島の経済発展のための海外同胞の役割方案(3)21世紀に向けた次世代育成と民族文化教育運動方案(4)海外五百七十万同胞の地位向上と権益擁護に関する方案――の四点とすることもあわせて決めた。

 引き続き行われた晩餐会には、外交通商部の金慶根在外国民領事局長、海外僑胞問題研究所の李求弘所長らも参席した。

 一行は翌日、李漢東国務総理、李万燮国会議長、高健ソウル市長をそれぞれ訪問し、海外同胞の役割について意見交換した。

 なお、今回の会議に出席したのは日本、米国、カナダ、中国、インド、インドネシア、タイ、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、英国、ドイツ、オランダ、スペイン、クウェート、トルコの各国韓人会代表。

 海外韓民族代表者協議会は、世界に散在する各国の韓人会・僑民会が異国に住む同じ海外同胞の立場で紐帯を深めていこうと、当時、民団中央本部団長だった朴炳憲氏の呼びかけで1987年に結成された。第1回「代表者会議」は、東京で開催、以降、ワシントン、ベルリン、ソウルなどで、これまで5回開催してきた。

(2000.09.20 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ