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在日学徒義勇軍参戦50周年式典

韓半島の平和誓う



仁川で開かれた
在日学徒義勇軍参戦50周年記念式

 【ソウル】祖国を守るため韓国戦争に参戦し、犠牲となった在日学徒義勇軍の英霊を慰霊し、義勇軍勇士らの愛国精神を称える「50周年6・25参戦記念式」が9月29日、仁川寿鳳公園で国家報勲処や仁川市の支援を受けながら在日学徒義勇軍同志会(金教仁会長)の主催で行われた。

 記念式には国家報勲処の金有培処長、仁川市の崔箕善市長、民団中央本部の金宰淑団長らの来賓をはじめ、勇士、家族など関係者200余人が参席した。

 金会長の記念辞、国家報勲処長のあいさつに続き、金団長は義勇軍の勇敢な犠牲精神を称えるとともに民族の悲願である祖国統一に向けての近況報告を述べ、英霊の冥福を祈った。また日本に帰還した学徒義勇軍で構成される日本支部の金斗元会長が閉会辞を述べた。

 義勇軍には、日本から642人の同胞青年学徒が参戦し、135人の戦死者を出して507人が生存したが、勇士の高齢化とともに現在は132人が生存している。

(2000.10.05 民団新聞)



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