| 婦人会員が丹精を込めた 作品に見入る観覧者 |
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豊かな感性…プロ顔負けの作品も
婦人会東京地方本部(康仁順会長)主催の「国際文化作品展示会」が12、13の両日、民団中央会館で行われ、個性豊かな手作りの作品219点が展示された。
同展示会は、在日韓国人をはじめ、日本人、近隣アジアの人の文化作品の発表の場として、毎年開催されている。初日には康会長をはじめ、婦人会中央本部の夫順末会長、民団東京本部の夫昇培団長、金秀東総領事らによるテープカットが行われた。
作品は生花や編み物、書道、工芸品と多岐にわたり、プロ顔負けの作品やアイデアにあふれた作品なども多く見られた。また、今回は、今年4月に中国日本柱林書画連合展で優秀賞を受賞した、足立支部の青木美枝子さんの作品「紫式部」2点も展示された。来館者は作品の一点、一点を食い入るように見つめていた。
康会長は「今年は例年になくレベルが高い。今回は南北首脳会談を歓迎する意味を込め、また、祖国の統一を願う大作がでた。各支部の文化活動を通して作品を出すことで、支部が活性化するとともに、来年の励みになる」と語った。
(2000.10.18 民団新聞)
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