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「チャンギ」で同胞交流の輪

京都で第1回大会・40人が対局



 【京都】在日同胞有志によって新たに発足した「ウリ将棋愛好者協会」(代表幹事、鄭源讃さん)が15日、JR京都駅前の「は・る・るプラザ京都」で第1回ウリチャンギ(将棋)大会を開いた。

 同大会は京都市内在住の朴健治さん(58)=在日本朝鮮社会科学者協会京都支部会長)=が在日同胞の民族性を高めようと『「朝鮮将棋」のてほどき(入門編)』を出版したのがきっかけで実現した。本の出版を前後して、朴さんと親しい柳球菜さん(65)が協会づくりに奔走、所属・信条を問わず多くの同胞の参加を呼びかけてきた。

 この日は、大阪と京都在住同胞を中心に40人が参加、初・中・上級に分かれて対戦した。開会にあたって柳さんは、「これからも青少年を中心にチャンギの普及を図り、民族性を高める大衆文化として定着させたい」と抱負を述べた。

(2000.10.18 民団新聞)



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