民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー



◆天然記念物の苗木を無料で配布

 ソウル市は8日、教育及び観光資源として保存価値が高い白松、いぶき等、天然記念物7種とイチョウなど、ソウル市指定の保護樹木4種を育て、来年から市民に無料で配布すると明らかにした。ソウル市はこのため、今年初めから京畿道南揚州市四陵良苗場で天然記念物7種1000株といちょうなどの市指定保護樹木4種3500余本を育てている。

 分譲の対象は植樹の場所を確保した公共機関、団体、学校、一般市民ら。申請は公園緑地事業所(ソウル02−318−4356)へ。


◆トゥヤ、11月日本でデビュー

 韓国の女性アイドルユニット「トゥヤ」=写真=(金ジエ・20、柳ウンジュ・20、安ジンギョン・17)が11月に日本歌謡界に上陸する。

 今年9月初め、初のシングル「are you…?」のマスターリングとミュージックビデオの撮影を終え、10月28日、札幌での公開ライブ放送を皮切りに日本ツアーを始める。北は札幌から南は福岡まで、日本全域を回る。11月中旬には東京に上陸し、プロモーションツアー最後のコンサートとともにシングル発売を開始する。

 3人の美女が歌う歌は高難度のR&B。同じR&Bでも彼女たちの歌にはコーラスのくり返しと、アドリブをまぜたリードボーカルに実力が遺憾なく発揮されている。ビデオは日本でワコール、ロッテなど完成度の高いCFを手がけたことで知られる田中ヒロム氏が演出する。


◆ソウル市が地下鉄クィックサービス

 ソウル市はインターネットショッピングモールを通じて注文した商品を注文者が希望の地下鉄駅で受け取る「地下鉄物流クィックサービス」をスタートした。

 民間業者が担当し、地下鉄1号線ソウル駅など40の駅舎に1坪程度の物流ポストを設置した。これに伴いインターネットショッピングモール等で注文した書籍とCD等、小さな物品は顧客が希望する地下鉄駅で受け取ることができ、個人の物品伝達も最寄りの地下鉄駅物流ポストに依頼すれば希望の駅まで届けてくれる。


◆弘大前はすっかり美術館

 ソウルの代表的カフェ路地であるソウル市麻浦区の弘益大学校正門前周辺が大型壁画40余点が展示された巨大なストリート美術館に変身した。美術名門の弘益大美術科の学生らが壁画に重点をおいて「ストリート美術展」を開催したもので、路地の隅々にある塀やシャッターなどに壁画を描いた。

 今年で8回を迎える美術展のテーマは「新しく始まる話=ZERO」。大学生らは「20世紀と21世紀をつなぐ街角で、美術の大衆化をめざしたい」と期待を込めている。


◆江南循環高速道が来年末着工

 ソウル市の江西区鹽倉洞で江南区水西洞をつなぐ総延長34・8qの江南循環都市高速道路が来年末着工される。

 また川辺北路とオリンピック大路を連結して城山大橋の交通量を分散するための第2城山大橋が2002年上半期に着工される。

 ソウル市は8日、上岩洞一帯の新都心開発と仁川国際新空港建設のアクセス整備に対応したもの。

 来年末に着工する江南循環都市高速道路は江西区鹽倉洞から陽川区木洞、新井洞、衿川区加山洞、光明市を経て冠岳区新林洞、銅雀区舎堂洞、江南区良才洞、水西洞をつなぐ。2007年に完工予定。

 また、2002年に着工する第2城山大橋は麻浦区上岩洞〜江西区鹽倉洞をつなぎ、往復6車線、総距離1・4q。こちらも2007年末に完工予定。

(2000.10.18 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ