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前人未踏の3000本安打の大記録
在日同胞2世の張勲氏（60・韓国野球委員会顧問）が20世紀日本プロ野球のベスト９に選ばれた。
日本野球機構が18日に発表した「20世紀ベスト９」投票の結果、張勲氏は20万3150票を獲得、外野手部門３位に選ばれた。
１位はイチロー（オリックス）、２位は松井秀樹（巨人）の現役選手が占めた。
張勳氏は1959年に東映フライヤーズ（現日本ハム）に入団。その年に新人王を獲得したほか巨人、ロッテなど81年まで23年間、現役で活躍した。とくに80年には前人未踏の3000本安打の大記録を達成したほか、ＭＶＰ1回、首位打者7回に輝いた。
張氏の終身記録は3085本安打、打率0･319、504本塁打、1676打点で野球殿堂入りもした。現在、ＴＢＳで野球解説者として活躍中。
（2000.10.25 民団新聞）
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